新潟県公立中入試:倍率速報!!

新潟県の公立中高一貫校の応募状況が発表されました。

東京に次ぐ,公立中高一貫校の多い新潟県ですが,少子化や公立高校の人気からか応募数は多くありません。
募集数は3形態ありますので,その人数別に見てみると,

40名募集-阿賀黎明中
2011年度に50名超を集めましたが,4年連続の定員割れとなりました。
中学受検を回避して県内公立高校への進学,内陸部であることから,高校入試で近県の私立へ,といったことも関係しているかもしれません。次年度以降も大きな増加はないでしょうが,近隣で公立中高一貫校の教育を求められているご家庭には狙い目かもしれません。
2015-G15-niigata-01

80名募集-村上,柏崎翔洋,燕,津南,佐渡中
県内で主流の80名募集ですが,島部の佐渡中を除いて,募集数に対して1倍をわずかに超える程度の応募となっています。佐渡中は3年連続の定員割れ,村上中が約30名減少がやや目立ちますが,大きな変動はないといえるでしょう。ただ,若干名であっても定員を超えている以上,当然選別されるわけで,倍率が高くないからといって油断してしまわないようにしたい学校群です。
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120名募集-直江津中
県内で120名の募集は直江津中と新潟市立高志中のみですが,例年,募集の2倍前後の応募者を集めています。しかし,2015年度は60名超の減少で,開校以来,最少の応募数となりました。受検生にはやや明るい情報かもしれません。次年度はその反動に注意しておく必要があるかもしれません。 2015-G15-niigata-03

検査では,資料の読み取り・計算を含んだ作文が出題されます。対策(練習)は立てやすそうですが,初見のテーマであっても,ある程度掘り下げた文章が書けなければいけません。
また,長文で答える問いが2題ほどあるので,計算で時間がとられたり,といったことのないように時間配分にも十分注意しておきましょう

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