2014年東京都の応募状況
平成26年度、東京都立中等教育学校及び東京都立中学校の一般枠/特別枠応募の出願者数が発表されました。 九段中等教育学校は、本日1/22(水),1/23(木)出願受付です。
2015年(平成27年度の倍率速報はコチラ)
学校名 | 区分 | 募集 | 応募者 | 倍率 | ||||
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男 | 女 | 計 | 男 | 女 | 計 | 計 | ||
小石川 | 特別 | (男女を問わず) | 5 (5) | 2 (1) | 2 (4) | 4 (5) | 0.80 (1.00) | |
一般 | – (-) | – (-) | 155 (155) | 560 (527) | 440 (454) | 1,000 (981) | 6.45 (6.33) | |
白鷗 | 特別 | (男女を問わず) | 16 (16) | 54 (44) | 36 (52) | 90 (96) | 5.63 (6.00) | |
一般 | – (-) | – (-) | 144 (144) | 479 (518) | 627 (724) | 1,106 (1,242) | 7.68 (8.63) | |
両国 | 一般 | 60 (60) | 60 (60) | 120 (120) | 528 (463) | 562 (515) | 1,090 (978) | 9.08 (8.15) |
桜修館 | 一般 | 80 (80) | 80 (80) | 160 (160) | 631 (649) | 838 (852) | 1,469 (1,501) | 9.18 (9.38) |
富士 | 一般 | 60 (60) | 60 (60) | 120 (120) | 331 (356) | 351 (418) | 682 (774) | 5.68 (6.45) |
大泉 | 一般 | 60 (60) | 60 (60) | 120 (120) | 429 (505) | 535 (636) | 964 (1,141) | 8.03 (9.51) |
南多摩 | 一般 | 80 (80) | 80 (80) | 160 (160) | 448 (523) | 559 (656) | 1,107 (1,179) | 6.29 (7.37) |
立川国際 | 一般 | 65 (65) | 65 (65) | 130 (130) | 357 (360) | 446 (468) | 803 (828) | 6.18 (6.37) |
武蔵 | 一般 | 60 (60) | 60 (60) | 120 (120) | 317 (379) | 251 (357) | 568 (736) | 4.73 (6.13) |
三鷹 | 一般 | 80 (80) | 80 (80) | 160 (160) | 613 (608) | 559 (615) | 1,172 (1,223) | 7.33 (7.64) |
特別枠募集計 | (男女を問わず) | 21 (21) | 56 (45) | 38 (56) | 94 (101) | 4.48 (4.81) | ||
一般枠募集計 | – (-) | – (-) | 1,389 (1,389) | 4,693 (4,888) | 5,168 (5,695) | 9,861 (10,583) | 7.10 (7.62) | |
合計 | – (-) | – (-) | 1,410 (1,410) | 4,749 (4,933) | 5,206 (5,751) | 9,955 (10,684) | – (-) |
東京都の公立中高一貫校(千代田区立九段中を除く10校)の応募状況が発表されました。応募総数は昨年比で722名の減少で、一昨年の2012年度の応募総数とほぼ同数となりました。2010年度からの隔年現象は今年も続き、少子化の影響はほとんどないようです。 増加したのは、 小石川(男子):33名増(527名→560名) 三鷹(男子): 5名増(608名→613名) 両国(男子): 65名増(463名→528名) 両国(女子): 47名増(515名→562名) のみで、女子は両国中以外は減少ということになります。 減少した中でも目を引くのは、 大泉(男子): 76名減(505名→429名) 大泉(女子): 101名減(636名→535名) 武蔵(男子): 62名減(379名→317名) 武蔵(女子): 106名減(357名→251名) 白鴎(女子): 97名減(724名→627名) 富士(女子): 67名減(418名→351名) 三鷹(女子): 56名減(615名→559名) 南多摩(男子): 75名減(523名→448名) 南多摩(女子): 97名減(656名→559名) といったところで、大泉中,武蔵中,白鴎中,南多摩中の女子では100名近い減少となっています。
個別に何校か見ていきましょう。 両国中 男女とも応募者数が増加していますが、2009年度の初年度とほぼ同数となっています。隔年現象を覆して増加した、と見るよりは、安定した人気を集める応募者数に戻った(落ち着いた)と見るべきかもしれません。 武蔵中 応募者数の減少傾向が続いています。応募倍率だけで見れば、一番入りやすい学校となります。 三鷹中 男子は、2014年度は微増ですが、2010年度の初年度から毎年応募者数を増やしており、注目の高さがうかがえます。女子は、2013年度に大幅に応募者が増えた(81名増)反動か,2014年度は減少していますが、2010年度の初年度と比較すると、約2割弱の応募者数増となっており、男子同様、今後の動向に注目したい学校です。 白鴎中 女子の減少数が大きい(97名減)ですが、昨年は一昨年比で65名増加しており、その反動と見てよいのではないでしょうか。男女ともに2012年度の応募者数に近い人数で、安定した応募状況とみてよいでしょう。 立川国際中 例年、男女とも応募者数の増減が激しかったのですが、2014年度は微減で、やっと安定したといったところです。来年以降も、この人数で落ち着くのか注目したいところです。 大泉中 かなりの応募者数減(男子76名減,女子101名減)ですが、昨年の応募者数増(男子66名増,女子109名増)の影響を丸々受けただけで,2012 年度の応募者数とほぼ同数です。 桜修館中 昨年の激増(男子174名増,女子255名増)がどのように影響するか注目されましたが、男女とも微減に留まり、女子は唯一の応募倍率10倍超えで、人気の高さがわかるとともに、狭き門であることを痛感させられます。
2015年度からは、適性検査問題(の一部)が共通問題となります。 このことは、各校の応募状況に少なからず変化をもたらすと思われます。 また、春先の大学合格実績も影響してくることは、昨年の桜修館中の応募状況も見ても明らかです。 適切な情報を早めに得て、十分な対策を立てておきましょう。
東京都の公立中高一貫校の応募状況が発表されましたので、せっかくですからその様子を利用して、次の問題に臨んでみましょう。 ◎このようなグラフの出題は、作物の収穫量などでの出題が考えられますね。
検査直前の今の時期であれば、このようなグラフを見たら、いろいろとその特徴を説明として書けるかどうか、ということを確認しておくと良いでしょう。