2014年埼玉、千葉、神奈川の応募状況
さて、今週末(1/18)のさいたま市立浦和中の2次検査を皮切りに 翌週(1/25)の 千葉県立千葉中(2次) 千葉市立稲毛中 埼玉県立伊奈学園中(2次) 翌々週(2/3)の 東京都立中 神奈川県立(横浜市立、川崎市立含む)中 と、いよいよ首都圏の公立中高一貫校の受検がおこなわれていきます。
各県毎の志願者数です。
2014年埼玉の応募状況
学校名 | 募集定員 | 受検者数 | 倍率 | 前年度受検者数 | 前年度倍率 |
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伊奈学園 | |||||
市立浦和 |
さいたま市立浦和中では、第1次選抜適性検査の結果が出ました。 例年と大差なく200名の通過者となりましたので、第2次選抜の倍率は、例年通り約2.5倍での検査となります。 1月上旬の私立中学の受験で、既に合格を決められた方もいるでしょうが、残りの数日、しっかりと見直すところは見直して検査に臨みましょう。
2014年千葉の応募状況
学校名 | 募集定員 | 一次受検者数 | 競争率 | 二次候補者数 | 一次検査通過率 |
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県立千葉 | 80 | 1,007(男子543,女子464) | 12.6 | 327(男子163,女子164) | 32.5% |
学校名 | 募集定員 | 志願者数 | 競争率 | 前年度受検者数 | 前年度倍率 |
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稲毛 | 80 | 744(男子343,女子401) | 9.30 | 828(男子374,女子454) | 10.35 |
千葉市立稲毛中は、男女とも約1割の応募者減少となりました。(男子374名⇒343名:31名減,女子454名⇒401名:53名減) 倍率1倍相当の減少ですから、やや緩やかな検査になるかと思いたいところですが、それでも募集定員に対して約10倍(弱)の倍率ですので、厳しい状況には変わりありません。 2013年度の検査では金環食、2012年度の検査では世界遺産と若干ではありますが、時事にまつわる出題も顔を出してきています(面接での質問に影響しないとも限りません)。 最後の最後まで、油断することなく検査に臨みましょう。
2014年神奈川の応募状況
学校名 | 募集定員 | 志願者数 | 競争率 | 前年度受検者数 | 前年度倍率 |
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川崎市立川崎 | |||||
横浜市立南 | |||||
県立相模原 | |||||
県立平塚 |
横浜市立南中では、男子の応募者数は1割弱の減少でしたが、女子の応募者数は2割超(約200名)の減少となりました。 これは、男女の応募者数が同数に近づいただけ、と捉えてよいのか、来年度以降の動向に注目したいところです。 神奈川県立中では、 相模原中が男女とも100名超の減少、平塚中が微減ではありますが横這いといった応募状況でした。 もともと、神奈川県内の3校は女子の応募者数が男子より多い状況にありましたが、市立南中同様、来年度以降の動向に注目する必要がありそうです。 新規開校の川崎市立川崎中は、募集定員120名に対して879名の応募となり、他の県内3校と同じ程度の約7倍の倍率です。 初年度の検査問題は、やや難しめであることが多いので、入念な対策をしておきたいところです。