整数の桁を並び替えて、大きい順にならべたもの(最大の数)から小さい順に並べたもの(最上の数)の差を計算します。0を含む場合の最小の数は、0を最上位の数として考えます。例えば4086の場合の最小の数は0486(486)。この操作によって元の値に等しくなる数をカプレカー数と呼びます。
3桁と4桁のものが比較的よく取り上げられますので、ここでは電波塔として新名所となった スカイツリーの高さ 634(m) 2013 年に世界遺産登録された、 富士山の高さ 3776(m) という数字で、この操作を行ってみましょう。 それぞれ495,6174以降は同じ操作が繰り返されます。 このように、 3桁の場合は、495 4桁の場合は、6174 となることが知られています(0になる場合は除く)。 カプレカー数の定義はもう1種類あります。また、上と同じ操作による5桁のカプレカー数は存在しません。
自分の生年月日などを利用して、2002年生まれなら2002⇒2200-22からスタート、または平成14年11月生まれなら1411からスタートなどとして、この操作を行ってみましょう。 何回の操作で6174 にたどり着くでしょうか? また、「この操作を2014回行った結果、得られる数字は何ですか。」といった問題が出たときにも、2014 回という回数に驚かずに解答できるようにしたいですね。
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