2016年度 千葉県公立中入試:倍率速報!!

千葉県の公立中高一貫校の応募状況(千葉中と東葛飾中)が発表されました。
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● 千葉中
2016年度の選抜でも応募者数を減らしています(男女とも約60 名前後の減少)。
女子の倍率が初めて10 倍を切りましたが,男女ともまだまだ他府県に比べて高倍率となっています。しかしながら,昨年もふれましたが,1次通過者は多めに発表されていますので,見た目の倍率に負けず,確実に得点を重ねて2次に向かえるように頑張りましょう。

● 東葛飾中
開校初年度ということもあり,かなりの応募者数を集めました(男女とも約14倍超)。ただし,1次通過者は男女とも約160名(約3.5倍)のようですから,まずここを突破することに集中しましょう。
情報が少なく,明確な対策は立てにくいでしょうが,記述答案の書き方やまとめ方など,基本となる部分での失点をしないように,落ち着いて取り組むことを心掛けましょう。
ここ5年間の,千葉中の応募者数の減少は少子化によるものかとも思われましたが,東葛飾中の応募者数をみる限り,まだまだ,公立中高一貫校に期待しているご家庭が多いことがわかります(2校の合計が8年前の千葉中1校の応募者数とほぼ同数)。
来年,再来年は応募数も減少するでしょうが,安定するまでは敷居の高い検査が続きそうです。
検査問題については,昨年までの千葉中を例にみると,図表が豊富で,文章量も多く,難度も高いのが特徴なのですが,極端に配点の高い問題があるわけではないので(当然,記述問題の配点はやや高いですが),自信のある問題で,取りこぼすことなくコツコツと得点を重ね,

  • 趣旨にあっていれば得点を与える
  • 部分点を与える場合がある
ということですから,時間の限り,積極的に解答欄を埋めるように心掛けましょう。
残りの数日で一通り再チェックを行ない,体調を万全にして検査に臨みましょう。

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