2015年千代田区立九段中等教育学校の応募状況
平成27年度、千代田区立九段中等教育学校の区分A(千代田区民)/区分B(区民外)の出願者数が発表されました。
学校名 | 区分 | 募集 | 応募者 | 倍率 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
男 | 女 | 計 | 男 | 女 | 計 | 計 | ||
九段 | 千代田区民 | 40 (40) | 40 (40) | 80 (80) | 60 (81) | 81 (78) | 141 (159) | 1.76 (1.99) |
区民外 | 40 (40) | 40 (40) | 80 (80) | 369 (423) | 469 (492) | 838 (915) | 10.48 (11.44) |
( )内は昨年度の数字です。
千代田区以外からの出願である区分Bについて見ていくと,応募数は昨年比で男子54名減,女子23名減で,見事なまでの隔年減少となったことがグラフからもわかります。
しかしながら,その減少の幅は大きくなく,女子においては,前日の東京都の公立中高一貫校を含めても,唯一の応募倍率10倍越え(11:7倍,男子も都内の中高一貫校の中で最高倍率の9:2倍)となっています。
受検生にとっては望ましくない数字ですが,残り2週間弱,今までの努力を信じて,最終確認をしっかりしておきましょう。
また,九段中学の検査では,調査書の比率が20%と高くない為,当日の適性検査の結果が合否に大きくかかわってきます。
検査Iの国語的分野では,記述の文字数こそ多くないものの,課題文そのものがやや難解なものとなっていますので,しっかりと要点をまとめながら解き進めていくことが必要となってきます。
検査II,検査IIIは,膨大な写真や資料,図や表を使った出題となっており,そのボリュームに圧倒されないようにしなければなりません。ある問題を完答することも大事ですが,要領よく多くの問題(全問)を処理していくことも重要です。
説明会で「最後まであきらめないことが合格へとつながる」とのコメントもありました。
夢は夢に非ず。気を引き締めて検査に臨みましょう。
一昨年に,昨年の受検に向けた模試の対策コメントとして,
トラックを題材としたいろいろな計算問題が。
今年はどうでしょうか… 戦後70 年あたりは要チェックかもしれませんね。
「2015 年【東京都】入試志願者倍率速報!!」の最後にも注目したい題材を掲載しています。