愛媛県の公立中高一貫校の応募状況が発表されました。
各校とも2014年度と比較して大きな動きはありませんでした。
しかしながら,この6年の応募状況をグラフで見てみると,
- じわじわと伸ばした今治東
- 安定の宇和島南
- 減少傾向にある松山西
通学区域の問題などもあるでしょうが,次年度以降もほぼ同数で推移,または3校とも200名前後に集中するのではないでしょうか。
検査については,問題(文章量)が年々ボリュームアップしていて,要領よく消化していかないと時間が足りなくなってしまうかもしれません。
出題内容は,他県なのでもよく見かける典型的な適性検査問題から,私立中学入試で問われてもおかしくないようなものまで出題されています。また,算国理社の領域からの出題だけではなく,音楽や家庭科,図工などの副科と絡めた出題もありますので,1教科に特化した学習ではなく,総合的な対策をしておくべきでしょう。
作文については,かなり自由度が高く,一昨年度まではテーマのみを与えて書かせるといった形式でした。昨年度,初めて文章を提示して,それについて書かせるという形式で出題されました。大きな影響はないかもしれませんが,どのような形式にも対応できるように,しっかりと準備しておきたいところです。