徳島県公立中入試:倍率速報!!

徳島県の公立中高一貫校の応募状況が発表されました。
城ノ内中の応募者数が30名弱で増加しましたが,3校ともほぼ例年並みの応募者数となりました。
各校で募集数が異なるため,1つのグラフで比較するのは危険ですので,各校ごとに見てみると,
城ノ内中

  • 昨年,一昨年の2年連続減少の反動か,2015年度は応募者が増え,5年前とほぼ同数に戻りました。2012年度の増加後は(2年連続で)減少したことから,次年度は減少と見ることもできますので,その動向に注目です。

  • 川島中
  • 募集数・応募数ともに少ないのですが,応募者数は比較的安定しています。今後も大きな変動はないと思われますが,3校の中で,川島中だけが5年前より応募者数を増やしている,ということは注目しておきたいところです。
  • 富岡東中
  • グラフを拡大してみると,応募者数の減少が顕著に現れています。また,この6年間の動きが城ノ内中と同じであることから,次年度を減少と見るか,それとも下げ止まると見るか,注意しなければいけません。

  • 2015-G36-tokushima-00

    各学校の応募状況は下記のとおりです。
    2015-G36-tokushima-01 2015-G36-tokushima-02 2015-G36-tokushima-03

    検査については,
    検査I
    話し合いの一部]問題が必出となっています。
    対話文となっていますから,ついつい熟読してしまわないよう気をつけて,しっかりと要点を押さえて進めていきましょう。また,社会的な領域としては,県内のことについてというより,徳島県と他県など,他の地域を絡めた出題になることが多いようです。
    検査II
    募集要項で『生活に関連する事柄等について』となっていますが,比較的,「算数」「理科」という科目が前面に出た出題となっています(2014年度は,典型的なニュートン算※の出題がありました)。
    対策は立てやすいかもしれませんが,問題文を素早く読んで理解する,といった訓練も必要かもしれません。
    ニュートン算 … 私立中学入試の算数で難しいとされている特殊算の1つ。

    このページのトップヘ