札幌市立札幌開成中入試:倍率速報!!

札幌市立札幌開成中学校の応募状況が発表されました。

募集定員 出願者数 出願倍率
男子 80人 883人 11.0倍
女子 80人 805人 10.1倍

道庁のある札幌市内であること、男女共学であること、などいろいろと要因はあるかもしれませんが、男女ともに10倍超の出願者がありました。地域の期待・教育熱の高さが数字として現れた、といったところでしょうか。

周囲の盛り上がりとは逆に、受検生にとっては厳しい数字ですが、しっかりと最終確認を行ない、抽選も突破できるよう運も身につけておきましょう?!

何はともあれ、年明けの1次検査なのですが、通過者は男女各240人(以内)となります。これで出願者数を除すると、男子3.7倍女子3.4倍ですので、実力を発揮できれば十分通過は可能なのではないでしょうか!!
検査問題に関する情報は、かなり少ないのですが、初年度は問題量が多かったり、難度が高かったり、準備(予想)していた状態とならないケースが多く、模試や問題集の復習だけでは対応できないものです。
ですので、ちょっと違った切り口で検査の準備をしておくのもいいかもしれません。
例えば,HPに掲載されている学校案内パンフレットもヒントになるかもしれないですね。

裏表紙にある、

  • 校歌
  • 校歌を示し、その一節にある「歴史」という言葉から、「あなたが他国の人に伝えたい北海道の歴史は何ですか。」とか、作詞者である谷川俊太郎さんの作品が取り上げられるかもしれません。
  • 校名「開成」の由来
  • 由来の1つを取り上げ、「あなたがしてきた、道を切り開く努力はどんなことがありますか。」という問いも考えられます。
  • 7,8ページ目には、

  • 世界の格差
  • 中学校に入って、社会科で「格差が生まれた地理的な条件や歴史的な背景」などを探求すると書いてあります。検査でそういった探究心を見る出題があるかもしれません。
  • 科学技術の発展
  • 理科では「科学技術の発展と人々の生活」「20年後のエネルギーミックスについて」と書かれています。この辺も、検査の題材として取り上げやすいですね。
  • kochira「エネルギーミックス」など初見の人は調べておきましょう。
  • 11,12ページ目には、

  • オーストラリア
  • 研修先がオーストラリアとなっています。北半球と南半球の違い、他国の人とのコミュニケーションなど、これも検査で問いやすいテーマです。
  • ヤマを張るのはよくありませんが、検査では何が問われるか分かりません。昨年も書きましたが、どんな問題にも対処できるよう、ことわざのチェックも兼ねて、
    備えあれば憂いなし/ 転ばぬ先の杖/ 石橋を叩いて渡る
    でいきましょう!!

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