来年度に向けて
第2回全国一貫模試(5年生)の受付が開始されました。
5年生のお子様におかれましては、受検学年に突入する前の最終確認の模試となります
本格的な受検に向けての学習を始める前に、自分の弱点を知っておきたいところです。
- 国語的分野・・・表現力や記述力を問われる作文が苦手
- 算数的分野・・・ルールや条件を整理して考える問題が苦手
- 理科的分野・・・実験などのデータを読み取る問題が苦手
- 社会的分野・・・時事・環境問題や社会情勢の問題が苦手
大きく、科目別に分けるとしたら、こんな感じでしょうか。
5年生までのテストの場合、
- 答えを選択肢から選ぶ
- 計算結果だけを答える
- あてはまる語句を答える
といった解答形式が多いですが、公立中高一貫校の入試では、このような形式での出題は少なく、
- その選択肢を選んだ理由を○○文字以内で書きなさい。
- そのような計算結果になるような組み合わせを考えなさい。
- その語句を用いて,あなたの考えを書きなさい。
というような形式での出題が多くなります。
ですから、この5年生の最後の模試で弱点を発見して、この冬から来春の6年生になるまでに克服し、受検学年の1年間は、こうした全教科に影響する「記述力(※)」を訓練していくことが重要になるわけです。
※「記述力」は、作文添削教室などを利用して、年間通して訓練するのが効果的。
これらの下準備を終えたうえで、「時事問題」「地域にまつわる問題」などのケアに時間が割けるように計画的に進めていきたいところです。